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間の楔
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BL新日本史

『艶っぽくはないけれど、良いッ。』
なんとな く、ボーイズラブと謳う割には表紙が意外にも硬派な感じがしたので購入しました。
思ったとおり書中にはコミックや小説に出てくる艶っぽいイラストはないものの、
つい「くすっ」と笑ってしまう可愛さを持ちながら、
上手い具合ににデフォルメされた歴史上の人物達が登場していました。

全体的な印象としては文字が中心の本です。
愛らしくも笑いをさそうイラストは本当に挿絵、といった程度。
マンガも1ページ分くらいのものが3つ4つぐらいです。
誰が同性愛者であって、誰を愛したのか――――
というカップリングを中心に見ていくのではなく、
あくまでもこの本はボーイズラブ文化視点で読み解く「日本史」、がテーマでした。
古代(飛鳥・奈良)のヤマトタケルから明治時代の大正デモクラシーまで、
網羅されている時代幅も随分と広いものです。

日本史もボーイズラブも知ってしまいたい、という非BL愛好者(非腐女子、ってやつですね)の方にも
充分通用するであろう清々しさ(開き直りに近い気もしますが)も良かったと思います。
ですが、ところどころ「ゲイ」を「ホモ」と呼んだりする部分もあり、
差別的な印象を受ける人もいるのではないかな・・・?と感じた節があるので☆はひとつ減らしておきます。
ただし娯楽で読むサブカル本としては良本ですよ!

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